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- 海外のスキャニングサービス提供会社とジーベックの違い
国際訴訟の現場で日本企業が係争当事企業となり、紙の証拠文書電子化が必要になる。こうしたケースは増加傾向にあるものの、訴訟の全体量から考えるとまだまだ希少です。
このため、ディスカバリーベンダーの皆様には、紙証拠文書電子化に求められる資質やノウハウが分からず、適正な発注先選定に困るというケースが多く見受けられます。その中でも特に多いのが次のようなケースです。
- アジア圏の文書スキャニングサービス提供会社に委託した
「紙文書はどうも日本のもの。だからアジア圏へ……」というお気持ちで発注をされているようです。
ですが、実は「アジア圏」という大きな発想が多大なリスクと非効率を生み出しています。
アジアといっても広範囲
日本の案件だからアジア圏の企業へ。このお気持ちは十分理解できるものです。ですが、アジアといえば22カ国を擁する広いエリア。いずれの国も非常に個性豊かであり、言語や文化もまったく異なっています。つまり、「同じアジア圏」という発想で発注してしまうと、言葉も文化も日本とはまったく異なる国への発注となり、さまざまなリスクを拡大させてしまうことになりかねないのです。
では、具体的にどのようなリスクが想定されるのでしょうか。
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日本までの渡航時間とコストが拡大
日本で紙証拠文書の収集やオンサイト(現場)作業を行うためには、大人数のチームが、大規模なスキャニング用機材を携えて来日しなければなりません。このような移動には相応の準備と時間、そして膨大な費用が必要となります。これらはすべて発注元である皆様のご負担であり、日本以外の国の企業を起用するために発生するリスクです。
渡航に関する時間・費用ともにゼロ
ジーベックは日本国内にある「ペーパーディスカバリーサービス(紙証拠文書電子化サービス)」専門会社。渡航に関わる時間や費用は一切必要ありません。eディスカバリーで最も大切な「時間」はもちろん費用負担といった皆様のリスクを大幅に削減することが可能です。
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「言葉の壁」によるコミュニケーションリスクが拡大
コミュニケーションの基本は言葉。「ペーパーディスカバリー」の現場でも同様です。「収集」のため訪問交渉や現場でのコミュニケーションがどうしても必要です。ですが、ここで言葉の壁が立ちふさがり、円滑なコミュニケーションがとれなかったらどうでしょう。十分な意思疎通がはかれず作業が大幅に遅れたり、必要な文書確保が確保できないといった事態も起こりかねません。また、国際訴訟に関する経験値が不足から、専門用語が分からず対応できないといった事態も考えられます。これらもまた他国のスキャニング企業を起用するために生じるリスクと考えられます。
日本語と専門用語に対応可能
ジーベックにとって日本語は母国語です。コミュニケーションには何の心配もいりません。また、これまでeディスカバリー支援の専門企業としての経験を積んできたことにより、国際訴訟やeディスカバリーで用いられる専門用語の知識も十分備わっています。係争当事企業、同行する弁護士、そしてディスカバリーベンダーの皆様。電子化に関わるあらゆる方々との円滑なコミュニケーションをご提供し、「言葉の壁」によって生じるリスクを軽減いたします。
なお、ジーベックにはネイティブスピーカーレベルで英会話が可能なスタッフが多数揃っています。英語でのコミュニケーションも安心してお任せください。
ジーベックの英語力につきましてはこちらもご覧ください。
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移動・輸送のコストが拡大
通常、「収集」が終わった紙証拠文書は、適切な電子化を行うためスキャンセンターへと運ばれます。海外の業者が電子化をする場合も同様です。日本にスキャンセンターを設けていない限り、紙証拠文書を海外へ運ばなければなりません。その際に発生する時間・費用、そして情報漏洩の危険性はすべて皆様にとっての重大なリスクとなります。
移動せずに電子化することも可能
移動距離が小さいということは、それだけ情報漏洩リスクも小さく抑えられるということ。したがって「ペーパーディスカバリー」を行う際には、いかに移動距離を短くするかが重要な課題となります。その点、ジーベックは日本国内に拠点を持つ企業。海外への移動も必要なく、移動距離を常に最小化することが可能です。
さらに、ジーベックなら紙証拠文書の移動距離をゼロにする「オンサイト(現場)」作業も可能。ジーベックには、皆様のリスクを最小に抑えるあらゆる手段が揃っているのです。
オンサイト(現場)作業につきましてはこちらをご覧ください。
「同じアジア」といえども、やはり国境を越えれば別の国。
渡航するには時間と費用、そしてリスクが伴います。
- eディスカバリー特化型紙電子化サービス